有機栽培でのデメリットとしてよく取り上げられる課題項目として、
病害虫対策の課題、
高価格、
安定供給の難しさ、
見た目の不揃い、
収穫量の問題、
認証コスト負担、がよく言われます。
この協議会ではそれら課題解決にも取り組んでいますので、順次ご紹介していきます。
まず今回は病害虫対策の課題、
有機栽培では、除草剤は一切使いません、基本手作業での草刈りで根は残している状態です。
草があるメリットは、草の陰で太陽の光(紫外線)が直接地面に当たらないと微生物が増え色々な生き物たちが共生し土壌環境を整えるそうです。よって、みかんの木で悪さをする虫たちも少なくなりみかんの木自体も健康になるという理屈です。
樹が自生し免疫がつき手間がかかりにくくなり結果的に美味しく安心安全な柑橘が栽培できるのです。
有機栽培は考える農業なのでいかなる状況にも可変的に対応が可能です。

今回、取材班が訪れた日は2回目の紅まどんな摘果。ちょっと丸かじりで味見してみましたが、甘酸っぱくて中々美味しいです!
皮ごと食べたべられるのは有機かんきつならではですね。外果皮には、β-クリプトキサンチン、ヘスペリジン、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などの栄養素が含まれています。
栄養素が含まれています。 みかんの外果皮は乾燥させて「陳皮(ちんぴ)」として漢方薬や薬膳などに使われてきた歴史もありますね。
12月頃の収穫が期待できますよ、みなさん楽しみにお待ちください!